こんにちは、賃貸営業中村です。本日はゲージツの秋のお話を。
学生の自分から、神社仏閣は嫌いじゃありませんでした。山口の瑠璃光寺の五重塔なんて、30分くらいずーっと眺めていられました。全体の佇まいはもちろん、屋根の優美な反り返り方とか、池に映り込んだ姿の美しさとか、周囲の緑との見事な調和とか、思い出すだけでもため息が出ます。
仏閣と言えば、何と言っても仏像。その仏像の中でも最高峰は、やはり「運慶」の作品でしょう。上野の国立博物館で展覧会をやるというので、もちろん、行ってきました。
運慶の作品は筋肉の盛り上がりや、衣服のドレープ感の再現が見事です。表情もそれぞれ活き活きしていて、見ていてゾクゾクしてきます。
今回見た中で圧巻だったのはこちら。
「多聞天立像」
です。その力強さたるや!まさに息を呑む迫力でした。※展覧会は撮影禁止です。上の写真はインターネット上にあったものを拝借しております。
運慶展は、上野公園内にある国立博物館平成館にて26日まで。皆さんも観に行ってみたらいいのに。