こんにちは。賃貸営業中村です。本日は昨年夏のひとり旅「高岡サーフィン」の続きを。
定員オーバーで予定のリムジンバスに乗ることができず、紆余曲折の末、フライト時刻10分前に空港に到着した僕を待っていたのは、A○Aのスタッフの「ご搭乗の締め切り時刻を過ぎております」という悪夢のような言葉でした。
旅行を中止するのか?
追加料金を払って別便で向かうのか?
そのどちらかしかないと思っていた僕の目の前は真っ暗になりました。ところが、スタッフの言葉には続きがあったのです。
「フライト時刻前には来ていただけたので、この次の便に追加料金なしでお乗りになれますよ」
綿密に組んだ旅のスケジュールは修正せざるを得ませんが、ひとまず富山に向かうことはできそうです。スタッフさんにお礼を言って、次の便への搭乗手続きをお願いしました。
捨てる神あれば拾う神あり、とはこのことです。
次の便までの一時間半を空港のカフェなどでゆったり過ごし、いよいよ富山空港へ。空港からはバスで富山駅、さらに「あいの風とやま鉄道」で高岡、高岡からは超ローカル線「氷見線」でまず最初の目的地「雨晴海岸」を目指します。
雨晴海岸(あまはらしかいがん)とは富山湾に面した海岸で、天候条件が揃えば、富山湾越しの立山連峰をくっきり見ることができる、奇跡の景勝地なのです。
ほら、条件が揃えばこんな感じに。
まさに奇跡の景勝地。
でも、僕が観た景色はこんな感じ。
・・・残念ながら奇跡は起きていなかった模様です。
再び氷見線に乗り、高岡駅方面へ戻ります。
氷見線の沿線には学校が多数あるようで、夏期講習帰りの高校生たちに囲まれながらの道行きでした。
越中中川駅で降り、高岡古城公園でレンタサイクルを借りて次のスポットである金屋町へ。
向かったはいいものの、ここで僕の方向音痴が炸裂です。
出発後5分で、自分がどこにいるか分からなくなってしまいました。それでも自分を信じて進んだ僕の目の前に現れたのは…
高岡大仏。
「日本一ハンサムな大仏」という触れ込みのその美しいお姿に勇気をもらった僕は、再び自転車をこぎ出しました。
今度はスマートフォンのナビの導くままに!
…最初から使えよ、グーグルマップ。
というわけで次回へ続きます。