<前回までのあらすじ>今回の調査で、「昼食休憩中に入浴」という荒業に出たハカラー中村。その後、第二弾として「昼食休憩中にひとりカラオケ」を敢行したハカラーは、ひとつの発見をする。それは、「ノンアルコールビアでも、トイレは近くなる」ということであった。さて、今回お送りするのはロイヤルハイツの<後篇>です。ロイヤルハイツ。王の住居。実に堂々たるアパート名ですね。さっそく間取り図をご覧下さい。物件までは船橋法典駅から歩いて9分39秒。ただしこれは、風呂上りで身も心も軽くなった身長175センチの41歳男性が足取りも快調に歩いた結果ですので、あまり参考にならないかもしれません。各部の数字を見ていきましょう。
■玄関 ・間口:幅77.5x高さ179.5・土間:幅81.5x奥行73・シューズボックス:幅88x奥行37x高さ92.5 棚板:幅65x奥行28.5x枚数4(可動) 傘入れ部分:幅14x奥行x32x高さ85.5■DK ・全体:幅395x奥行257.5x天井高245・流し:幅159x奥行55x高さ80・シンク:幅55x奥行43x深さ15・ガス台:幅60x奥行55x高さ18・シンク上収納:幅96.5x奥行(上段18/下段27)x高さ(上段22/下段23)・シンク下収納:幅157x奥行51x高さ43シンプルなキッチンです。窓があり、外の光や風を感じながら、お料理できます。ガスコンロは二口タイプを設置可能です。■ユーティリティ ・間口:幅67.5x高さ172.5・全体:幅121x奥行79・洗濯機設置スペース:幅79x奥行57x蛇口高106 (防水パン無)アコーディオンカーテンが付いていて、入浴時のプライバシーが保たれます。王の住居は紳士的な配慮に満ちています。■浴室 ・幅159x奥行110x高さ206・浴槽:幅56.5x長さ99x深さ50・洗い場幅:91・窓枠:幅78.5x高さ85追い焚き機能が付いています。王の住居なら当然でしょう。また、窓があるのもポイント高いですよね。湿気のこもりを解消できますし、のんびり湯船に身を沈めつつ月見酒、なんてオツなことも出来そうです。■トイレ ・幅80.5x奥行122x高さ244・窓枠:幅75x高さ53.5・便座:U型洗浄機能付き便座などに使えるコンセントもあります。このコンセントにはスイッチが付いています。必要のない時はOFF!エコですね。王の住居は地球にもやさしいのです。■洋室その1 ・全体:幅262.5x奥行352x高さ245・物入(上段)幅172.5x奥行78x高さ154.5 ハンガーバー高139x3列・物入(下段)幅172.5x奥行78x高さ87・窓枠:幅167x高さ173.5・カーテンレールサイズ:幅176x高さ174天井高いっぱいまである巨大な物入れ。まさにキングサイズです。上段には縦三列のハンガーバーが備え付けられています。衣装持ちのアナタにおススメです。■洋室その2 ・全体:幅261x奥行358x高さ245・窓枠(出窓):幅136x出窓幅37x高さ102・カーテンレールサイズ:幅174x高さ101.5・窓枠(掃出窓):幅165x高さ176・カーテンレールサイズ:幅182x高さ174大きく張り出した出窓が魅力的じゃありませんか。張り出し幅が37センチもあるので、恋人同士でここに腰掛けて、仲良く語らったり、お酒を飲んだり、星空を眺めたり、優雅な時間を過ごす事ができそうです。また、この部屋の壁にはガス栓が装備されています。 ガスコンロや、ガス暖房機器を使う方には便利な設備です。私もガス暖房派ですので、その便利さはよく分かります。■バルコニー・幅359x奥行77xフェンス高110.5・竿受:間隔338x高さ179さあ、いかがですか?ロイヤルハイツ。部屋の形はいたってオーソドックス。使いやすい間取りだと思います。けれど、キングサイズの押入やガス栓など、随所に光る個性。立地に目を向けると、周辺は静かな住宅地。それでいて駅までは10分前後ですし、「法典の湯」にだって、15分で行けてしまいます。船橋法典という駅は、ひと昔前は「中山競馬場の最寄り駅」というイメージしかありませんでした。当時は競馬開催日以外は賑わうことのない寂しい駅前でしたが、今は違います。スーパーはワイズマートと東武ストアがシノギを削り、コンビニはデイリーストアとファミリーマートが火花を散らしています。ドラッグストアもマツモトキヨシとくすりの福太郎が互いに譲らぬ構えです。飲食店もうどん、焼肉、スウィーツなど各種揃っています。中山競馬場が近いことは言うまでもありません。オケラになっても、歩いて帰れますよ。(1)静かな環境で、豊かに暮らしたいアナタ(2)住居に奇抜さは求めないけど、ちょっとした個性は欲しいと考えているアナタ(3)衣装をたくさん収納できる大きなクローゼットが欲しいお洒落なアナタ。以上のアナタに自信を持っておススメします!調査前の入浴については完全に味をしめました。今度は塚田方面の物件調査のついでに「湯楽の里」に行っちゃおうかな。