先日、国立西洋美術館に行ってきました。
美術館でいつも思うことがあります。
広い展示場の端っこに座っている学芸員さん。
ひたすら監視するお仕事です。
ゆっくりと過ぎる時間・・・。どんな心境なんでしょう。
あくびをしているのを見てしまいました。
この方に、心の中でメッセージを送りました。
「苦行とお察しします。閉館時間まであと6時間。辛抱ですよ。
あまり時計をご覧にならない方がよろしいかと思います。」
以前行った、シャガール展での出来事。
私の後方からこんな会話が聞こえてきました。
「この背景に青を持ってくるとは!」「意図的だね。」
「ここをわざとぼかして描くところが彼らしい。」「やってくれますな。」
誘惑に負け、たまらず声のする方に目を向けると・・・。
美大生・・・にはとても見えない
アキバ系男子3人。鼻息荒く熱弁を奮っていました
横浜美術館での出来事。
まだ付き合い始めのような雰囲気のカップル
彼氏が真剣に作品に見入ってる時、斜め後ろにいた彼女。
魂の抜けた眼で何処を見るでもなく、天井を眺めていました。
教訓。
「デートはお互いに興味のある場所を選びましょう。」
美術館っていろいろなことが学べますね