こんにちは。賃貸営業の中村です。本日はハロウィーンのお話を。
日本でもすっかり定着した感のあるハロウィーン。こちら十河さんにも、その波はやって来ました。
昨年から恒例になりつつあるんですが、ご近所の保育園「エアクレイドル保育園」のちびっ子達が遊びに来てくれたのです。ホストを務める僕の役割は一つ。
「トリック・オア・トリート!」
と元気よく言えたお子様に、お菓子をあげること。 いろんな子がいました。
笑顔で「トリック・オア・トリート!」と叫ぶ子。 無言でお菓子をもぎ取ろうとする子。でもやっぱり一番多いのはモジモジとなかなか言葉が出てこない子です。
そりゃそうです。知らないおじさんにいきなり
「トリック・オア・トリート!」。
そんな言葉を掛けられる子はそう多くは居ません。少しでも言いやすいように、僕から促してあげる必要があると思いました。
満面の笑顔を作り、右手を右耳に当てて、
「さあ、言ってごらん?」
と声をかけることにしました。もちろん、僕なりの英語で。お子様たちとのやり取りは、例えばこんな感じです。
僕「ハーイ!」
お子様「…ハーイ…(モジモジ)」
僕「リッスン・トゥ・ミー?」
お子様「ト…トリック・オア・トリート…」
僕「(お菓子を手渡しながら)ハッピー・ハロウィーン!」
これを、そうですね。だいたい10回くらいやりましたでしょうか。
で、翌日。
「あの子どもたち、可愛かったなあ」
とニヤニヤしながら思い返している時、ふと気付いたのです。
「さあ、言ってごらん?」って本当に「リッスン・トゥ・ミー?」でいいんだっけ?
嫌な予感がしました。念のためにスマートフォンで調べてみると…
「Listen to me」=「私の話を聞いて下さい」
なんとまあ恥ずかしい。
僕はやって来る可愛い子どもたちに
「俺の話を聞け!」
と連呼していたわけです。
思えば僕に「リッスン・トゥ・ミー?」と言われた子どもたち、みんな一様に「キョトン」としていたようでもありました。
そんな訳でお聞き下さい。クレイジー・ケン・バンドで「タイガー&ドラゴン」です。
いやー恥ずかしかった。こんな簡単な英語でさえ、もう忘れちゃってるんですねえ。今後はうかつにしゃべるまい、と誓った46歳の秋でした。