出先(神奈川方面)で、私好みのアパートを発見したのでパチリ。
「さくら荘」という、文字そのものが建物の装飾になっています。渋すぎます。まだ時々見かける事はありますが、このような「乙な物件」が減っていくのは(私的には)残念な事です。
昔のアパートはネーミングも興味深いものがありましたね。「うれし荘」とか「たのし荘」とか・・・(「どくだみ荘」なんていう漫画もありました。)若い人は「荘」と付くだけで敬遠する方も多いんですが、風情があっていいもんですよ・・・「荘」。今、うちで扱っている物件名で秀逸なのは、やはり「よっちゃんハイム」でしょうか。「小平治荘」なんてのも渋くていいですねえ。すでに建物はありませんが、「松野山荘」「ことり荘」なんかも乙な感じがします。
横文字全盛の昨今、どこの国の言葉で、どんな意味なのかも分からないという物件名も少なくありません。決してそれを否定する訳ではないんですが・・・
『んー、そうだな。こんどの新築は是非、「粋で乙な名前」を付けようじゃないか!』
なんていう懐の大きな地主様、どうぞ遠慮なさらずに私までご相談下さいませ。親身になって、ご要望にお応えしますよ。
※沖縄の石垣島には「マンションチョンリン」という賃貸マンションがあります。 「チョンリン」ってなんだ??