こんにちは。賃貸事業部の中村です。
本日は夏休みの思い出について。
夏休みが終わりましたね♪
なんとなく楽しそうな「♪」が付いているのは、「ザマーミロ」という気持ちの表れです。
山ほど宿題が出るとはいえ、40日もの長期休暇をもらえるなんて、羨ましいに決まっているじゃありませんか。終わってしまって残念だね、小中高校生の諸君!僕はとってもココロが狭いよ!
そんな僕でもこの季節になると、なにか「冒険」したくてウズウズしてしまいます。多分ですけど、小中高校時代に植え付けられた「夏休み=冒険のチャンス」という図式に未だにとらわれているんだと思います。
とはいえ「日本全国ヒッチハイクの旅」とか「カヌーで無人島に渡ってサバイバル生活」などの大冒険をやるには休みも根性も体力も足りません。そこで、電動アシスト付自転車をレンタルして、いつも自宅のリビングの窓から眺めている「タワー」に行ってみることにしました。いつもはこっち側から眺めてるけど、あっち側から自宅を眺めてみたら、どんな感じなんだろう?
自宅から見えるタワーといえば、ご存じ「東京スカイツリー」と、知る人ぞ知る「タワーホール船堀」の二つです。自宅からは見えないけど、「東京タワー」という選択肢もありますね。
それぞれ自転車での所要時間をGoogleMapで調べてみると・・・
東京スカイツリー:48分
タワーホール船堀:23分
けっこう手頃じゃないですか。50男の小さな冒険にはぴったりのように思えます。
ちなみに東京タワーまでは1時間23分でした。
即却下です。こんな暑さのなか、一時間以上自転車を漕ぐなんて無理無理!
というわけで、夏休みが中盤を迎えようとしている8月8日、小さすぎる冒険に出かけました。ひとまずタワーホール船堀を目指して出発です。方向的にはほとんど同じなので、到着してなお余裕があったらスカイツリーを目指してみてもいいかな、というくらいのテキトーなスタートでした。
旧江戸川沿いの「いかにも夏」な風景を楽しみながら走ります。
電動アシスト付なので、風を切って進む爽快感も3割増しです。
とはいえ今井橋を渡って江戸川区に突入すると、いきなり交通量も増え「風を切って走る」という訳にはいかなくなります。信号も多いし、バスやトラックは怖いし、何より暑いし。
出発から約45分後。
ようやくタワーホール船堀に到着です。
GoogleMap調べでは23分で着くはず(しかもアシストなしの自転車で)なのに、その倍の時間がかかりました。当然スカイツリーまで足を延ばそうという気が起きるわけもありません。
それでも到着した喜びはヒトシオです。
タワーホール近くのステーションに自転車を返却すると、はやる気持ちを抑えながら展望台を目指し・・・目指し・・・ましたが・・・。
出鼻をくじかれました。
展望塔エレベーター改修の為、利用休止。
繰り返しますが、僕がこの小さすぎる冒険の旅に出かけたのが8月8日。なんとその前日から改修工事が始まっていたのでした。
リサーチ不足。
痛恨のミス。
嗚呼、まるで僕の人生のようじゃないか。
と嘆いていても仕方が無いので、
西一之江にある鰻屋「左榮」さんで、特上のうな重をいただいて帰りました。
あっさりとした味わいの鰻がとっても美味しかったので、ヨシとしましょう。
というわけで、僕のこの夏の小さすぎる冒険のお話でした。
ところで。
家人から聞いた話ですが、夏休み最終日だった昨日、自宅のすぐ前の江戸川沿いの道を、5〜6人の男子高校生が自転車で駆け抜けていったそうです。大声でスピッツの「チェリー」を歌いながら。
「♪”愛してる”のひ〜び〜き〜だ〜けで、つよく〜なれ〜る〜き〜がした〜よ」
その姿はとても微笑ましく、まぶしく見えたのだそうです。
だろうな、と思います。悔しいけど輝いてるよ、小中高生諸君。
50代のおっさんは完敗です。
君たちの新学期に幸多かれ!