こんばんは。 賃貸事業部管理課の高橋です。 前回『青島食堂』の生姜醤油ラーメンを食べに行きましたが、実はその翌週に別のラーメン店に行きました。 そのラーメン屋さん情報も友人の友人となりますが、今回のラーメン店は、営業日を急遽休業することがある名店とのことです。急遽休業する理由については分かりませんが、この事を知っている人は必ず Twitter 等をチェックしてからお店に行くとの事でした。 その為、当日の朝にTwitterをしっかりチェックし、営業情報が出ていたことから友人とともにそのお店に行きました。『 饗 くろ㐂(くろき)』
行列が出来るお店では独自のルールがあるようで、何も知らない私達が普通に行列に並んでいると、すでに行列に並んでいた初老の男性が私達の方を振り向き「食券を購入されてから並ぶといいですよ。食券を買うだけならお店の中に入れますから」と丁寧な言葉使いで親切に行列に並ぶ前のルールを教えて頂きました。私は、この初老の男性の親切丁寧な対応に甚く感動しました。もし私だったら、平日のお昼前から私服で並んでいる一見無職にも見える中年男性達に対して、このような言葉をかけることは決して出来ないと思います。そもそも人見知りでもありますし、声をかける時点でけっこう面倒くさいと考えてしまう方でもありますし、声をかけてみたら想定外に変な目で見られてしまうこともありますし、そもそも、そもそも、声をかけるメリットが果たしてあるのかと考えた瞬間にそうでもないと即座に判断すると思いますし、結果、食券を買っていないがために列を並び直す人を横目で見て「やっぱり知らないとそうなるよなぁ」と心の中で思ってしまうタイプの人間なんだと思いますのでね。きっと、この初老の男性のような立ち振る舞いが出来る方が良いんだろうなぁと、深く、人間性とは、広く、心のゆとりについて考えさせられる場面であったと思います。...というわけで、順番が来たのでお店の中に入りました。私は最初の組で入店したので奥の席から順に注文を確認されておりました。その際、先ほど行列のルールを教えてもらった初老の男性が店長さんに「いつも美味しく頂いております。おススメのご飯も楽しみにしています」と話しておりました。やはり、常連さんなんだなと思いましたが、店長さんも「いつもご来店頂いてありがとうございます。今日も麺は少なめで大丈夫ですか?」と柔らかい口調で話しておりました。お互いに感謝の言葉を伝えている姿を見て、なんだか安心しました。友人の友人から聞いていた情報では、急遽休みにするお店だと聞いていたので、勝手なイメージですが、殿様商売しているラーメン店なのかなと思っていました。しかし、この会話を聞いた途端、真逆のイメージになりました。非常に好感の持てるお店であり、かっこいい店長さんなんだなと思いました。
本日のおススメとして紹介されていたので注文しました。九条ネギご飯ですがシンプルに美味しかったです。単純にネギ好きという事もありますが、味付けも濃すぎず、美味しかったです。
麺は特製塩そばを頂きましたが見た目がお洒落ですね。そして、スープが透き通っていて綺麗ですね。お洒落過ぎて食べていいのか迷ってしまう感じでした。味についてはですね...何だろう...非常に上品な感じで、ラーメンじゃないラーメンを食べているような?…ん〜、表現が難しいですが、初めての出会いに驚きの方が大きかった印象でした。私は決して食通ではありませんが、世の中には、このようなラーメンが存在するんだと思いました。ちゃんと理解した上で、もう一回食べたいと思いました。-------------------------------------------------------------------