こんにちは、賃貸営業の中村です。本日は気になるニュースから。
先日、野村総研がオックスフォード大学との共同研究結果を発表しました。
「日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能等で代替可能に」
この記事の中で、今後10〜20年以内に人工知能やロボットに取って代わられてしまう可能性が高い職業が列記されています。我々の仕事「不動産営業」はこの中に含まれていなかったのですが、最近のテクノロジーの進化を見ていると、いつ取って代わられてもおかしくないと思えます。
・スマートフォンで物件を検索し、内見を申し込む。・自動運転の車が自宅に迎えに来て目的の物件まで運んでくれる。・スマートフォンに送信されたバーコードを、玄関ドアのセンサーにかざして解錠する。・室内を確認して、希望に適う物件だったらスマートフォン経由で申し込む。
そんな未来を夢想するうちに、かつて上京の時にお世話になった高円寺のK不動産のオヤジさんのことを思い出しました。フリーターだった僕の為に、大家さんを説得して入居を後押ししてくれた大恩人です。
僕がこの業界に入るきっかけになったオヤジさん。フラフラと危なっかしい運転の自転車で僕を物件まで導いてくれたオヤジさん。「俳優のM本Rオっているだろ?アイツの家はいままで全部オレが紹介してんだ」と自慢げだったオヤジさん。時代は変わっていきます。古き佳き街の不動産屋のスタイルは、今後どんどん喪われていくんでしょうね。寂しい限りです。
※K不動産のオヤジさんについては、7年前にも僕のブログに書いています。よろしかったら併せてお読みください。
僕がSOGOUに入った理由(その1)
僕がSOGOUに入った理由(その2)
僕がSOGOUに入った理由(その3)
↑K不動産は高円寺のこの界隈にありました(現在は廃業)。 いまだにオヤジさんにあの時のお礼が言えていないのが心残りです。