こんにちは。
ハカラー中村です。
いや。
ハカラナー中村です。
もう、きっぱりと測りません。
私の自宅マンションの向かいには古いアパートがありまして、ここの一階の一番手前のお部屋には老婦人が住んでいました。
趣味でオカリナを吹いているらしく、一日中「ふるさと」やら「遠き山に日が落ちて」を練習しているのが我が家でも聞こえていました。その調子っぱずれな音色は、時に私を和ませ、時にイラつかせました(笑)。
その音色がパッタリと止んだのは半年ほど前だったと思います。
「何か体の調子でも悪いのかな?」
と心配になり、それとなく様子をうかがいに行くと、なんと部屋はもぬけの殻。どうやら引っ越してしまったようでした。
そして半年たった今週の初め。
アパートの取り壊しが始まりました。
古いアパートが取り壊される様子は今までも何度か見ましたが、寂しい気持ちになるものです。それまで確実にそこにあった生活が見えるようで、切なくてたまりません。
あのオカリナおばあちゃん、今でも元気にしていらっしゃるんでしょうか?あの調子っぱずれの音色が、TPOをまったく考慮しない選曲が、今では懐かしいのです。
さて、次回辺りからハカラーに戻らねばなりません。
リハビリを開始しましょうかね。