こんにちは。タキジー中村でございます。
先日、八丈島産の「情け嶋」という珍品芋焼酎と、 福岡の長期貯蔵麦焼酎「千年の眠り」を入手しました。 ありがたい事に、どちらもSOGOU取り扱い物件のオーナー様からの頂き物です。
本来であればブルジョワジーの飲み物。 ですが、プロレタリアートにはプロレタリアートの楽しみ方というものがあります。
そうです。ホッピーにしてしまうのです。
ご存知ですか?ホッピー。 ビールが高級品だった頃、安価にビール気分を味わえる「庶民の味方」として 開発された言わば「ビール酎ハイ」です。 通常は安い甲類焼酎をこのホッピー液で割って作ります。
そこを敢えてプレミアム焼酎でやってしまう、これぞ名付けて
「セレブホッピー」。
高級な焼酎をわざわざ安っぽい味に貶める。 そこにはドス黒い悦びがあります。 2年前にはあの高名な「森伊蔵」をも、 このセレブホッピーの餌食にしてやりました。
「千年の眠り」なんてプレミアムなお坊ちゃんは、 自分がホッピー液で割られるなんて、思ってもいないことでしょう。 哀れなお坊ちゃんを氷とともにグラスに入れ、容赦なくホッピー液を注ぎ込むと、 ビールほど景気良くはない泡が立ち上ります。
「なんね!?なんばすっとね!なしてロックで飲まんとね!?」 泡の中から、博多弁での絶叫が聞こえてくるようです。 くっくっく。 こうしてホッピーと成り果てた「千年の眠り」は、 プロレタリアートの胃の腑に消えていくのでした。
さーて、今度は「情け嶋」を二杯目の贄とするべく、 あの定番の台詞を吐くとしましょうか。
「ナカ、おかわり!」
※どちらの焼酎も、ロックやお湯割で、ちゃんとまっとうな楽しみ方「も」させて頂きました。 非常に美味しいお酒でした。ホッピーで割ってもその個性が失われることはありませんでした。 贈っていただいたオーナー様にこの場をお借りして、御礼申し上げます。 またお待ちしています。
|