こんにちは、賃貸事業部中村です。 本日は、ハンズ渋谷店の思い出を。
僕が上京したのは、32年前。 まだ東京都内の銭湯代が340円だった頃です。
今は何ですか?600円なんですってね。 たまに行くならいいけど、毎日だとキツイよなあ。 でも時々行ってみたくなります、銭湯。 サイコーに気持ちいいんだよなあ。
東京デビューした頃の僕のお部屋は、高円寺駅徒歩8分、 風呂ナシ・トイレ共同の控えめに言ってボロアパートでした。
当然、銭湯通いになるわけです。
食料品でも日用品でもない最初の買い物は、 当然銭湯通いグッズ。中でも湯桶にはこだわりたくて、 渋谷の東急ハンズに出かけました。 イナカモノゆえに他の選択肢を知らなかったんです。
「なにこれ、戦(いくさ)?戦以外の何なの?」
とスクランブル交差点の人波に慄き、ダンジョンのような渋谷の街で迷いまくり、 ようやくたどり着いた東急ハンズ。 スキップフロアで入り組んだ店内でも迷いに迷った挙句、 ようやく湯桶を手に入れました。
2,000円代で買えるプラスチック製と、4,000円近くするスギだかヒバだかの木製で 1時間くらい迷った結果、長く使うものだから、とより愛着を持てそうな 木製の方を選んだのでした。お金もないクセに。
↓こんな感じの粋なやつでした。
実際この後3年半ほど、コイツは僕の銭湯ライフを支えてくれました。
そんな思い出のある東急ハンズ(今は「ハンズ渋谷店」って言うらしいですが)がこの度閉店すると聞いて、矢も楯もたまらずお別れしに行ってきました。
32年たっても、渋谷の街は僕にとってはダンジョンです。 やっぱり迷いまくってようやく辿り着きました。
お風呂用品を扱っている4Aフロアにも行ってみましたが、あの頃素敵に見えた木製の湯桶は並んでいませんでした。
↓ケロヨンとケロロ軍曹しかいませんでした。
あの頃複雑怪奇に思えたスキップフロアも、落ち着いて回遊してみれば、とっても合理的。 いったん最上階まで昇って、グルグルと回りながらゆっくりゆっくり見て回ってきました。 楽しかったなあ。
でもそうかー、閉店しちゃうのかー。
人生の1ページが失われるような、と言ったら大袈裟ですけど、 なんだかとっても、寂しいのです。 |