スタッフブログをご覧の皆様、こんにちは! 最後まで自由な内容でお送りします、管理課の村山でございます。 もう少しでクリスマスですね。 楽しみで楽しみで仕方なかったのは20年くらい前まででしょうか… いつの間にかクリスマスを与えられる側から与える側に成長し、 そんなに楽しみではないイベントへ変化しています←
今年は少し早いタイミングですが ママちゃんにもクリスマスプレゼントを買って、 私にも買ってくれるってことだったので買ってもらいました! PILOT キャップレス ディープレッド M(中字) これまでご紹介してきたものを含め、 万年筆って乾燥にすごく弱いんですよね… なので圧倒的にしっかりとしたキャップが付いたものが多いんです。 (村山はあの「カチッ」とキャップがはまる瞬間も好きだったりします) パイロットのキャップレスは、 その名の通りキャップがなくノック式の万年筆なんです!! いやこれ普通にすごいですよね… 初代のキャップレスは1963年発売ってところがさらにやばい。 万年筆はキャップ式が故にやはり使いにくい部分もあって、 蓋を外して書いて戻してまた外して書いて戻して… 実はこれがストレスだったりします。 キャップレスはこの弱点を解消した1本なんです! ※他社からもノック式の万年筆は販売されています。 以前のブログにも書いたんですが、 村山的にはペンの映える置き方ってこの向きだと思うんです。 クリップが上部にきてペン先が下っていう構図ですね。 そうすると下のシルバーの部分からペン先が出てくるのかと思いきや… いやそっちかーい!! って感じにクリップ側からペン先が登場します。 ただそのペン先の配置にも意図があって、 ・持ち運ぶときにペン先が上を向くので万が一のインク漏れでも安心 ・クリップの重さで重心が下がり筆記が安定する ・クリップを挟んで持つことでいい持ち方(ペン先の向き的にも)ができる という意図があるとかないとか。 ペン先は合金で鉄ニブといわれるペン先ですね。 パイロットのペン先はややカリカリした書き味のものが多いです。 因みにもう1つ上のモデルだと18金のペン先になります。 お値段は2倍以上に跳ね上がります← ボールペンに近いと言えば聞こえがいいですが、 万年筆らしくないとも言えます。 個体差なのかわからないんですが、 M(中字)の割に細い文字が書けます。 勉強したりするのにちょうどいい太さな感じです。 (細いというよりはインクフローが悪い?) 同じキャップレスのF(細字)の方が筆跡が太く見える不思議。 こっちはインクがドバドバ出すぎるくらいで気持ちいいです。 パイロットの万年筆はインクフローが良いものが多いので、 たまたまこの子のペン先がそういう個体だったのかもしれません。 機会があればペンクリニックにでも持って行ってみようかな? 今年は万年筆に手を出し始めた年になりましたが、 別にボールペンを嫌いになったわけではないので、 幅広く浅く手を出し続けて行こうと思います。 |