相続承継方法(´・ω・`) 1.単純承認 無条件で全財産を承継すること。 つまり、場合によっては多額の相続債務を負う危険があり、 十分な注意が必要となります。 2.限定承認 相続財産を合計して、プラスの財産のほうが多い場合のみ 相続するという条件を付した承認方法。 プラスの財産が多いかマイナスの財産が多いか分からない場合に有効で、 調査の結果、たとえ負債が資産を上回っていても、 資産の範囲内で負債を支払えばよく、上回った負債部分は支払う必要がな い。 3.相続放棄 プラスの財産もマイナスの財産も一切相続しない選択方法。 相続の放棄をした場合、最初から相続人でなかったとして扱われ、 一度、選択した後にその放棄を撤回することはできない。 また、選択権の行使は「相続の開始を知ったときから3カ月以内」 にしなければならず、この期間に何も行動を起こさないと 単純承認を選択したとみなされます。 今般、「終活」という言葉が広く知れ渡っているように、 とてもデリケートな問題ですが、親子間で相続について話す機会を設けま しょう。 財産状況について、可能な限り親は子供に伝えておくのが 相続トラブル回避への第一歩となるそうです。 借金がある場合など、子供に心配を掛けたくない気持ちはわかりますが、 よき理解者となるのが子供です。 風通しのいい親子関係の構築に努力が必要かもしれないですね。 |