こんにちは、賃貸営業中村です。 新年一発目は、故郷で過ごした年始のお話を。
前も書いたような気がしますが、僕が生まれたのは長崎県南島原市。有名な「島原の乱」で一揆軍が立て籠もった「原城」の遺構があります。長崎の教会群とともに、世界遺産登録を目指している原城。一揆軍、幕府軍合わせて45,000人を超える死者を出した惨劇の舞台ですが、今では有明の美しい海と天草の島々を見渡せる公園となっています。 南島原市は同時に「島原手延べそうめん」の産地でもあり、多くの製麺業者がワザを競っています。そんな製麺業者の有志が原城に集結し、初日の出を拝むためにやってくる人々に温かいそうめんを振る舞う「初日の出そうめん」というイベントが始まったのは7〜8年前のこと。
実を言うと、それ以来南島原市のお正月は悪天候続きで、まともに初日の出を拝めたことなどなかったそうです。僕も一昨年は参加しましたが、やはり曇天でした。
今回は元旦から晴天との天気予報で、関係者の期待も大いに高まっていた模様。 駆けつけてみると、実際上空は晴れていました。
雲に阻まれてなかなか顔を出してくれなかったのですが、日の出の予定時刻から10分ほど過ぎた頃、感動的な御来光。素晴らしいスタートを切ることが出来ました。 そうめんも美味しかったし。
この「初日の出そうめん」、原城が世界遺産登録されてしまうと、開催できなくなるとの噂もあります。もしかすると今年が最後のチャンスだったのかもしれません。
さ、松の内も明けました。 今日から新たな気持で頑張りましょう! |