こんにちは。賃貸事業部の中村です。 本日は神話のお話を。 昔から神話というものに興味がありまして、いろんな国の神話をちょいちょい読んできました。たとえばギリシャ神話に出てくるアンドロギュノス神話は、ざっと要約するとこんな感じです。 人間は昔、コロコロした球体で手足を四本ずつ持っており、何の悩みもなく幸せに暮らしていました。しかしある時、神の怒りを買って真っ二つに引き裂かれてしまい、手足を二本ずつ持つ現在の姿になってしまいました。人間は今も完全体だったころのことが忘れられず、かつての半身を求めて「恋」をします。パートナーと抱き合った時の安心感や充足感は、完全体だったころの感覚の再現なのです。 なんともロマンチックなお話じゃありませんか。 一周回って最近ハマっているのは日本神話です。 日本神話には沢山の「神様」が出てきます。素戔嗚尊(スサノオノミコト)や天照大神(アマテラスオオミカミ)なんかは有名ですよね。中には「天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(アメニキシクニニキシアマツヒコヒコホノニニギノミコト)」なんて長い名前の神様も出てきたりして、なんかくじけそうになります。 そんなわけで書物で読むのは結構大変なのですが、世の中便利になったもので、こうした神話が満載の日本書紀や古事記、風土記なんかを紹介・解説している動画がたくさんあります。その中でもお気に入りの一本をご紹介しましょう。 この動画には大国主命(オオクニヌシノミコト)が別名の「オオナムチ」という名前で出てきます。この動画の7分18秒くらいから始まるエピソードで少彦名命(スクナヒコナノミコト)と、ある我慢比べをするのですが、その内容が下らなすぎてクラクラします。 このように日本神話はトンデモ展開のものが多く、ストーリーとしては破綻しまくりでツッコミどころ満載です。でもどこか人間臭くて、愛くるしいと言っても過言ではない神々のお話は、僕を魅了して已まないのです。 せっかく日本人に生まれたんだし、ちょっと聞きかじっておくのもいいと思います。 皆さんも是非。 |