水のない川、川のない橋
こんにちは。賃貸営業中村です。
本日は橋のお話を。

思えば今まで、たくさんの「橋」に出会ってきました。
 
実家の近くの小さな川「ながれ川」に掛かっていた名もない橋の下ではよく遊びましたし、第二の故郷山口市の椹野川(ふしのがわ)に掛かっていた「秋穂渡瀬橋(あいわたせばし)」はそのなんとなくロマンティックなネーミングが好きでした。他にも学生時代のカノジョと訪れた岩国の錦帯橋とか、旅の出初めの日本橋とか、思い出の橋はたくさんあります。

でも今日お話ししたいのは、そういうちゃんとした橋ではなくてですね。

「川がないのに架かっている橋」
 
なのです。 
この記事を書くために調べて初めて知ったことなんですが、東京には、そんな「川がないのに架かっている橋」がたくさんあるのです。それは、太平洋戦争で東京が焼け野原になったことと深く関係しています。

焼け野原になる、ということは大量の瓦礫が生まれる、ということです。復興させるためには、その大量の瓦礫を、なんらかの形で撤去・処分しなければなりません。僕が読んだ記事だとおよそ3,000万立方メートルほどもあったという瓦礫を、どう処分するのか?

悩んだ東京都は、川や水路を瓦礫で埋め立てる、というアラワザに出ました。こうしてできたのが、水のない川・川のない橋なのです。埋め立てでできた土地を売却することで資金調達までできて、東京都にとっては一石二鳥だったとも云います。

そんな川のない橋の一つが、JR総武線新小岩駅北口からほんの3〜4分ほどのところにあります。新小岩駅北口を出てそのまま直進、商店街を通り、東京聖栄大学入口に咲き誇る桜に見とれながらさらに直進すると、葛飾区営の駐輪場がある交差点に差し掛かります。ここを右斜め方向に折れて進んでいくと、行く手を阻むように立ちふさがってくるのがその「たつみ橋」なのです。
 

もうそこに渡るべき川がないのに、ある人にとってはむしろ邪魔でしかないかもしれないのに、高欄だけ残されている橋。地域の人々に愛され、惜しまれた故にそこに残ったのだと思うと、なんだか温かい気持ちになるのです。

その「たつみ橋」の名前を冠したマンションが、現在賃貸で募集中となっています。

 
 

新小岩駅からわずか徒歩5分という好立地。高い利便性はもちろんのこと、三口グリル付のシステムキッチン追い焚き機能付浴室温水洗浄便座、など充実の水回り。バルコニーへの掃き出し窓は二重サッシになっているので、結露しないのはもちろん、目の前を走る新小岩陸橋の騒音もほとんど気になりません。
 
 

マンションのすぐ近くには、こんな素敵な桜のスポットも!
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物件のご紹介 一寸先は、前っ!! 2021年04月02日
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