だんだんジメジメ・蒸し暑くなってくる季節がやってきます。
夏はもうすぐ!
エアコンが活躍する季節です。
本格的にエアコンを稼働させる前に、皆様に是非やっていただきたいのが
「エアコンの試運転」です。
エアコントラブルは、使い始めの時期が一番多いです。
各家庭でエアコンがフル稼働する季節になると、修理業者も大忙し。
対応を受けるまでに何日間も待たされてしまう、ということもあります。
梅雨時や真夏を快適にお過ごし頂く為にも、
皆様こんにちは。
突然ですが、「二階から目薬」ということわざをご存じでしょうか。
恥ずかしながら私知りませんでした。
長男が、二階から目薬をさそうと試みている絵を書いており、
我が子ながら変わった絵を書く子だなぁと思っていたら、
「やらなきゃできないと思うことをやることだよ」と言ってきました。
天才か!と思っていたら、どうやら小学校の課題でした。
この言葉には大きく2つの意味があるようです。
@ 物事が思うようにいかずもどかしい様子。
(建物の二階から下にいる人に目薬をさすように、
何度やってもうまくいかず、もどかしい気持ちになる様子)
A 回りくどくて効果が得られないこと。
(目薬をわざわざ二階からさしても命中する確率が低いことから
「あまり効果的でない状況」を表現する様子)
子供が描いた絵にほのぼのしながら、子供にことわざを教えてもらいました。
今回は、「昇降機(エレベーター)」について調べてみました。 エレベーターの種類は、構造別に分類すると、大きく「ロープ式」と「油圧式」の2つに分けられます。又、共同住宅等では、一般的にロープ式が多く採用されています。
ロープ式
油圧式
【ロープ式の基本事項】@ ロープ式エレベーターの仕組み ・ロープ式は、井戸のつるべのような構造で、長いロープの一方に人が乗るかごが、 もう一方にはおもりがついています。 ・最上部の滑車(巻上機)にロープを通し、巻上機を回転させることでかごが上下 する仕組みとなっています。A エレベーターの耐用年数 ・法定償却年数は17年ですが定期的な点検と修繕を実施すれば、20〜25年使用できます。 B 安全対策の強化 ・2009年9月法令改正により、エレベーターの戸開走行保護装置(ブレーキの二重化)や 地震時等管理運転装置の設置が義務づけられました。 【戸開走行保護装置の設置義務】エレベーターの駆動装置や制御器に故障が生じ、エレベーターの扉が開いたまま、かご室が動き出してしまった時に、自動的にかごを停止するシステムを設置することが義務づけられています。 【地震時管制運転装置の設置義務】地震等が発生した際に、揺れを検知して自動的にかごを最寄階に停止させることができる安全装置の設置が義務づけられています。 【人身事故発生時の措置】所有者等は、エレベーターに係る人身事故等が発生した時には、速やかに次の措置を講じる必要があります。@ 応急手当等の必要な措置A 消防署及び医療機関への連絡B 被害者への連絡C 専門業者への連絡D 特定行政庁その他の関係官公署への連絡 又、所有者等は次のとおり、特定行政庁に一定様式により報告する必要があります。@昇降機事故の速報:事故が発生した時から24時間以内A昇降機事故の詳報:事故処理が解決した日から起算して7日以内 以上、エレベーターの基本的なことを調べてみました。エレベーターはとても専門性が高い為、故障対応は専門業者以外の人間が行うと事故のもとです。異常を感じた場合は速やかに駆けつけ依頼をします。又、定期点検をしっかりと行い、点検時に不具合等発見した場合は専門業者による調整・修繕を依頼することが重要です。
今回は「畳」について調べてみました。
修繕業務を行っていると、たまに畳の「表替え」・「裏返し」というワードを耳にします。
皆様はどのように施工しているか、違いはご存じでしょうか?
「畳の裏返し」この言葉だけ聞くと、畳全体を外して、ひっくり返して、その裏側を再利用する方法のようにも聞こえますが、実はそうではありません。畳床から一度劣化した畳表を剥がして、裏返してきれいな部分を表にすることなのです。
■まずは畳の構成について
畳は下記3点で構成されております。
@ 畳表(たたみおもて):
イグサで織られた、表面のゴザ部分です。品質の良い畳ほど色鮮やかで、耐久性に優れているとされています。
A 畳縁(たたみべり):
畳の側面を保護する布生地の部分です。
B 畳床(たたみどこ):
乾燥わらなどで作られる、畳の中心の芯となる部分です。稲わらをいくつも重ね、麻糸で締め付けて作られてます。現在では稲わらの生産量が減少していることから、代用品として木材を圧縮したインシュレンボードとポリスチレンフォームを使った畳床など、さまざまな素材が使われるようになりました。
畳の部位のうち、最も傷みやすい部位は、表面上に出ている畳表部分です。使用しているうちにどうしても色褪せたり擦り切れたりしてしまいます。劣化したままの畳を使い続けてしまうと、触り心地が悪いだけではなく、汚れやホコリ等がたまり、虫が発生しやすくなってしまいます。又、畳の素材として使われるイ草には空間の湿気を適度に吸収する性質があり、和室を適湿に保ってくれる効果があります。しかし、長年使い続けた畳のイ草は、劣化によってその性質も失われていってしまいます。
■畳のメンテンナンス方法は主に以下の3つです。
@裏返し
A表替え
B新調
「裏返し」と聞くと、畳の全体を外し、裏返してはめ込むことのように思えますが、実はそういった方法ではありません。裏返すのは、畳表の部分だけです。畳表は通常両面使用できる為、一度剥がして、ひっくり返し再び固定することで、畳の表面を新品に近い状態に戻すことができます。(通常、裏返しを行う場合は畳床と畳表はそのまま交換せずに使いますが、畳縁は劣化していたら新品に交換します。なお、裏返しは1枚の畳につき一度だけしかできません)
畳の表替えとは、畳床は既存の物を使い、畳表のみを新品に交換する方法です。裏返しをしてから4年以上経った畳や、裏返しをしていない状態で6年以上経った畳は、表替えが推奨されています。表面のイ草がまったく新しいものになるので、新品のときのような畳の香りが広がりますし、湿気を適度に吸い込んでくれるイ草の効果も復活するので、和室が快適な空間になります。ただし、畳表のみの交換となるので芯部分の畳床は既存の物をそのまま使う形になります。したがって踏み心地が悪かったり、へこみがある場合は改善しません。畳表以外に気になる劣化がある場合は、新しい畳への新調が必要となります。
畳の新調とは、文字通り畳を新しい物に交換することです。裏返しをしたり表替えをしたりしたけれど劣化が目立ってきた、畳を新しいものにしてから15年以上経つ、という場合は畳の新調を行うのが推奨されてます。また、使用年数がそれほど経っていない畳でも、直射日光が常に当たるので色褪せが激しい、重い家具を置いていたため大きなへこみがある、という場合は新調した方が良いとされてます。
畳は日本独自の伝統文化として親しまれてきました。
素足での心地よさ、独特の香り、寝転がってくつろげる癒しの空間等ファンは未だに多いです。
当社には畳の状態から適切なメンテナンス方法を選定できる職人さんをご紹介できます。
お困りの際はお気軽にお声掛け下さい。
今回は「換気設備」について調べてみました。
室内の空気を排出する「排気」があります。
原則として全ての建物で設置が義務付けられています。
2003年7月より、シックハウス症候群(目がチカチカしたり、喉の痛み、めまいや
頭痛等といった症状)の原因となる揮発性有機化合物の除去対策として、
新築建物はごく一部の例外を除いて24時間稼働する機械換気設備の設置が
建築基準法により義務付けられました。
換気方式は、「機械換気」と「自然換気」で行う組み合わせにより
次の3種類があります。
@ 第1種換気
給気:機械
排気:機械
A 第2種換気
排気:自然
B 第3種換気
給気:自然
住宅では、臭気や煙等を排気する為、台所・浴室・便所等に排気ファンを設けます。
又、居室は揮発性有機化合物を除去する為の排気ファンを設ける必要があります。
この場合の給気は、給気口や窓の開口から取り入れます。
このような換気方式は第3種換気といいます。
普段生活の中であまり目のいかない換気方式ですが、
住みよい環境の為にしっかりと計算されているのですね。
皆様もご自宅をみていただき、どの部屋が第〇種換気なのか、その理由は何なのか
確認してみるのもいいかもしれません。