管理課の加藤です。
先日、Web某所で【映画好きが「好きな映画は?」と聞かれて、穏当に答えるラインナップは?」と話題になっておりました。
私個人はこの↑場面では尋ねるサイドで、予定のない休日の良いツマミ、とばかり、興味深く眺めていたのですが……
そこで上がっていたラインナップ(一部) ・風と共に去りぬ(その昔レンタルビデオで) ・ショーシャンクの空に(屋上ビールのシーンが良き) ・BTTF(懐かしの金ロー) ・ダークナイト(良作・長い) ・ローマの休日(初見・子供時代から評価が変わっていく) あたりは見たことがあるものの、そのほか未見のおススメが沢山また沢山……
というわけで、その中の気になっていた一本を(アマプラ即加入で)視聴してみました。 【12人の怒れる男 12 ANGRY MEN(1957)】
夏の夕方、蒸し暑い一室に陪審員が12人。 審議は殺人容疑の少年の有罪or無罪。 提出された証拠・証言は被告に不利なものばかり。 冒頭多数決は、有罪11 対 無罪1。
この映画、シーンはほぼ一室のみで進行し、登場人物の名前すら途中で全く出てきません。 ひたすら証拠について、事件について、彼らが議論する過程を描くのみ。 それなのに、スリリングで白熱の展開がどこまでも続きます。
どこかの、どこにでもいる、普通の市民たちが、最終的に下す決断とは__? そして本当に恐ろしいのは、彼らですら【証明できない】ものの存在。
夏の一日に、手に汗握る一作。 おススメです。 |