十河ブログの読者の皆様こんにちは。 コンサルティング事業部の高橋ゆうきです(・∀・)
先々月のお話になりますが、とある建築物を見にフラッと稲毛へ行ってきました。 その建築物とは「旧神谷傳兵衛稲毛別荘」(きゅうかみやでんべえいなげべっそう)と言われる 国登録有形文化財に登録されている建物です。 知っている人は知っている「電気ブラン」⚡と呼ばれる名酒を作ったと言われる実業家神谷傳兵衛さんの別荘になります。 明治後期頃の稲毛はリゾート地だったんですね〜。 場所は、京成稲毛駅から歩いて10分ほど。 木々で覆われ空間に建てられているので、パッと見では文化財があるとは分かりません…! 横に(千葉)市民ギャラリーが併設されているので、駐車場等はその看板がメインです。 松林の中に目印の看板! ロマネスク風の5連アーチでド〜ンとお出迎えです 建物はなんと大正7年築!当時としてはとても珍しい鉄筋コンクリート造の建築物です。 建築面積:112.93u 敷地面積:2699.26u 床面積:1F 112.93u 2F 101.89u 合計 214.82u 1Fは広いホールで洋風の吹き抜けホールや応接間があり、 2Fは本格的な書院造の和室が広がっておりました。
1Fの豪華な応接間。床は寄木細工のようです。 2Fに上がると、これまた立派な和室。豪華な折り上げ格天井。 立派な書院造。床柱はブドウの古木だそうです。 欄間には葡萄の透かし彫りがあります。 目視では分かりづらいですが、角度をつけて写真をとると一目瞭然です。 贅沢な幅1畳分の広縁。大きい窓の開放感が良いですね。 とにかく空間が素晴らしく、幸い来客される方もいなかったので時間を忘れてのんびりしてしまいました。 結婚式の前撮りなどをこちらでされる方もいるようです! 見学は予約不要で無料開放しているので、皆様機会があれば是非。詳しくは→ HP
住所:千葉市稲毛区稲毛1-8-35(千葉市民ギャラリー・いなげ内) アクセス:京成稲毛駅から徒歩7分 JR稲毛駅から徒歩17分 国道14号下り車線沿い稲毛浅間神社前交差点より約300m 営業時間:9:00〜17:15(入場は〜17:00) 定休日:月曜(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日〜1月3日) 帰宅後はちゃっかり購入した「電気ブラン」で素敵な空間の余韻を堪能しました♪ ※市民ギャラリーには電気ブランは売っておりません。 最近「名建築で昼食を」という素敵なドラマにはまっておりましたので 今後も日本各地の素晴らしい建築物を生で見たいな〜と思っております💕 |