そんなに白い目で見ないで!

こんにちは。賃貸営業の中村です。
二回続けてというのもどうかとは思うんですが、
またしてもオススメのコミック作品のお話です。

本日はあの名作、「ガラスの仮面」です。

 「オススメされるまでもなく、アタシのバイブルよ!」

 という方は多いと思います。

かつて、演劇に手を染めていた僕にとっても、この作品はバイブルです。
演劇人の皆さんにオススメしたいのは、

「役をそれぞれ割り振って読み合わせをする」

という使い方。感情をたっぷり入れて、大きな声で読み合わせるのです。
クサければクサいほど楽しくなります。

特に41巻、マヤと亜弓さんがお互いの心情を吐露し合った結果、取っ組み合いのケンカへと発展してしまうクダリは、実にテンションが上がります。本番前の楽屋で是非どうぞ!

どうして今更「ガラスの仮面」なのかというと、この度、42巻から49巻までを一気に読んで、この名作の凄味を、あらためて思い知ったからなのです。

最も心に残っているのは、速水真澄の「白目率の高さ」です。

42〜49巻は彼を翻弄する展開が多いせいか、ひっきりなしに打ちのめされて、15ページに一回くらいの割合(注)でこの表情人はそんなにも簡単に白目になってしまうものなのでしょうか?
疑問に思ったので試しにやってみましたところ・・・

いとも簡単に出来ました。
※我ながら引いてしまうほど怖い写真になってしまったので、最小サイズでお送りします。

さあ、皆さんも、マスミと白目トゥギャザー!
「ガラスの仮面」を、読んでみたらいいのに。

嗚呼、50巻、早く出ないかなあ!

(注)実際に読んだ僕の実感です。感じ方に個人差はあると思います

私のオススメ 一寸先は、前っ!! 2017年09月18日
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皆さんも「プラネテス」を読んでみたらいいのに

こんにちは、賃貸営業中村です。
本日はオススメのコミックのお話を。

何をいまさら、とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
今回ご紹介する「プラネテス」は1999年に連載開始、2003年にはアニメ化もされています。
それなのに、マンガやアニメに疎い僕は、つい最近までこの名作の存在すら知りませんでした。

「5巻以内で完結する、面白いマンガはないかな」

とインターネットで検索していて、ようやく巡り会えたのでした。

 

舞台は西暦2070年代の未来の地球。惑星間航行がメジャーなものとなり、人類は、地球で枯渇した資源を太陽系の他の惑星に求めるようになっています。宇宙船の安全航行に大きな妨げとなるデブリ(宇宙ゴミ)を回収する船に乗り込む日本人男性「ハチマキ」が、様々な事件や人との関わりの中で成長していく物語です。

最終盤でのハチマキのセリフ(ネタバレになるのでココには書きません)はもちろん、深い感動を与えてくれるエピソードの連続で、読んでいて胸が熱くなります。

ハチマキは千葉県九十九里町の出身という設定で、めったにない休暇を使ってその実家に帰省するシーンがあります。ハチマキの母が作るとんかつは家族のごちそう。同じく宇宙で働く父や、アマチュアロケット開発に青春をかける弟も、争ってとんかつにかぶりつきます。

そのシーンを読みながら、もう無性にとんかつが食べたくなってしまいました。それも、専門店で食べるとんかつではなく、実家で母が揚げたとんかつです。好き嫌いの激しい子供だった僕は、とんかつソースという調味料すら「食わず嫌い」しており、とんかつに醤油をかけて食べていました。衣に醤油の滲みた、あのとんかつ。あれが食べたくて食べたくて、なんということもないシーンなのに、懐かしさのあまり少し泣きました。

広大な宇宙に思いを馳せ、未だ惑うことの多い自分の人生を省み、郷愁まで感じさせてくれる、素晴らしいコミック作品でした。

「プラネテス」

皆さんも、読んでみたらいいのに。

私のオススメ 一寸先は、前っ!! 2017年09月08日
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