こんにちは、賃貸営業の中村です。 本日、46歳の誕生日を迎えました。 バースデイプレゼントは十河店頭までご持参ください。
一切、遠慮いたしません。 さて、本当は10日前にお送りする予定だった、熊本ボランティア行について記しておきます。 ボランティアに参加するのは、4年前の岩手県陸前高田市以来2回目です。あの時は東京から出発する高速バスによるボランティアツアーでの参加でしたので、ボランティア保険への加入や宿の手配など、旅に関するすべてを、ツアーの企画会社が行ってくれました。 今回は違います。何から何まで自分で手配しました。往復の航空機を予約し、宿を押さえ、レンタカーを借りました。いやー結構大変でした。 さて、ボランティアに参加するためには現地のボランティアセンター(以下「ボラセン」と表記します)に問い合わせて、その時行われている活動に参加させてもらうのが近道です。個人がいきなり押しかけても、却って被災したの方の迷惑になる恐れがあるからです。 今回お世話になったのは、熊本県菊池市の社会福祉協議会の委託を受けているNPO「菊池市災害支援ネットワーク(以下「菊池支援ネット」)」さんです。 熊本県では各地の社会福祉協議会でボラセンを開設していますが、現在、平日に瓦礫撤去などの支援活動を行っているのはこの菊池支援ネットのみです。他のボラセンは9月以降、土日祝日のみの活動になっているとのこと。菊池支援ネットでは、菊池市内のみならず、近隣の地域でも活動を行っており、僕が熊本を訪れた9月12日にも、南阿蘇の立野地区での瓦礫撤去作業が予定されていました。 しかし、当日は僕が乗っていた飛行機が着陸直前ガクガクと激しく揺れるほどの悪天候。土砂災害のおそれがあるため、予定されていた作業は中止になってしまいました。 代わりに、と被災地の視察ツアーが組まれ、それに参加してきました。愛知県から参加の大学生二人と共に、益城町の寺迫地区や西原村、南阿蘇村などの現状を視てきました。 ↑建物が道路側に大きく傾いています。この脇を走行中に地震が来たら…。 ↑子供の頃、参拝したこともある阿蘇神社。拝殿の伽藍が崩れてしまっています。 ↑1F部分を駐車場にして、柱で2F部分を支えている家は、ほとんどこのような憂き目にあっていました。 ↑農家さんの大きなお宅です。農機具はかろうじて使えそうでしたが… どこもかしこも、言葉を失う光景です。 テレビで見たことのある場所も、直接視るのとでは感じ方がまったく違います。 「これが自分の家だったら」と想像してみてください。どこから手を付けていいのか分からず、途方にくれている被災地の方々の気持ちがよく分かると思います。 地震から5ヶ月経った今も、被災者の皆さんの力だけでは、到底解決できない悲惨な現状が続いています。まだまだ外部からのマンパワー(ボランティア)が必要なのです。お金と時間を注げる余裕がある方は、是非、手を挙げていただきたいと思います。 菊池支援ネットは菊池市の公営施設である七城温泉ドームを本拠地にしており、宿泊所や温泉入浴施設も利用できます。要は宿の手配の心配なく、ボランティアに参加できるのです。 興味のある方は是非、菊池市災害支援ネットワークまでお問い合わせ下さい。 【お問い合わせ先】 菊池市災害支援ネットワーク |