こんにちは、賃貸営業中村です。 旅のお話の続きです。 迫り来る尿意に抗いつつ、雪道を急ぐ僕。目指すは次の目的地「南部美人」です。 正確にはその道中にトイレをお借りできるスポットがないか、必死で探していたわけですが。 結局見学を予約していた時間より30分も早く「南部美人」さんに到着して、トイレをお借りすることになりました。「南部美人」さん、ありがとうございました。おかげさまで男ナカムラ48歳、いい歳してオモラシという最悪の事態は免れました。 さて、「南部美人」とは。 お分かりの方はよくお分かりでしょうが、日本酒の銘柄です。その蔵元である「株式会社南部美人」の酒蔵見学に訪れたのです。 この見学も濃密な時間でした。 メジャーな銘柄でありながら、驚くほど小規模に、手作り感溢れる丁寧な酒造りが行われているのを見て、感動すら覚えました。 井戸から汲み上げた地下水と、地元産の酒米で醸される「南部美人」。その醪を少し飲ませていただきましたが、なんとも爽やかな味わいでした。 南部美人酒蔵見学は、見学料1,000円(オリジナルロゴ入り手ぬぐいのプレゼントあり)。 期間は毎年11月から翌3月までで、事前予約が必要です。 さて、見学を終えて、二戸駅まで戻るバスを待ちます。幸い南部美人さんの目の前が停留所になっているのですが、時刻表を見ると次のバスが来るまで30分。ボーッと待つのももったいないし、せっかくなので二戸のソウルフードを食べることにしました。 「丹市パン」です。 もっちりしっかりした独特の食感のパンです。ナイフで二つに切って、間に好みのジャムやクリームを塗ってもらえます。数十種類の中から、迷った末に僕が選んだのは「ももジャム」。ちょっと甘すぎたなあ。チーズとかにすればよかったかなあ。 地元出身の方々がネットで口を揃えて言うには 「買ったらすぐ食う。それが鉄則。時間を置くと味が落ちる」。 その教え通り、停留所に戻ってもぐもぐと食べ終わった頃に、ちょうどバスがやってきました。 二戸駅から、今度は「いわて銀河鉄道」に乗って、南へ戻っていきます。
行き先は宿泊地盛岡。 の、二つ手前にある「滝沢駅」です。どうして一気に盛岡じゃないのかと言うと・・・ その答えは、「その3」にて! |